メンバー名 : プロキオン星系国家群。
銀河連邦加入承認 : 約350万年前。最初にシリウスBからの入植者によって380万年以上前に植民され、続いて蟹座での銀河戦争を逃れてきたアンフィボイド[両生類型生命体]-レプトイド[爬虫類型]のハイブリッドが入植。
ロケーション : 夕空でシリウス星のちょうど真上に位置する。子犬座の最輝星-プロキオン-は連星であるが、内側の恒星-すなわちプロキオンA-のみが居住可能な惑星を従える。プロキオンA星系は比較的小さな6つの惑星から構成される。アンフィボイド-レプトイド植民地が、恒星から2番めと3番めの惑星に置かれる一方、人類の植民地は第4惑星を占める。
地球からの距離 : 地球からの距離は約11.4光年。
生命体タイプ : 2タイプの感性ある存在がある。1番目は純粋な琴座&シリウスのヒューマノイド・タイプ。シリウスBと同様、彼らは青または白い肌のいずれかで、フル・コンシャス[完全なる意識]の存在。アンフィボイド-レプトイドのハイブリッド型は、ヒューマノイドよりわずかに背が高く、肌の色は緑か青、あるいは茶色。
肉体的な外観 : プロキオンの銀河人類は、外観において典型的な琴座&シリウス人で、典型的な地球人類のようにも見えるが、また同時に2つの大きな相違点もある。第1の相違点は、目ははるかに大きく、より生き生きして、その色は青や緑および茶色の色合いを帯びる。2つの小さな耳は、頭のやや低い位置に付いている。第2の相違点は、頭頂と後頭部が拡張して、より大きな脳を収容している。他の琴座&シリウスの人類と同様、男性は身長約6フィート6インチ(1.93m)から7フィート4インチ(2.24m)まで。均衡のとれた身体の女性は、身長6フィート4インチ(1.83m)からほとんど7フィート(2.13m)まで。
アンフィボイド-レプトイドの存在は、鱗状の肌で覆われたトカゲ状の身体を所有する。膨らんだ目は、茶か黄色あるいは赤で、非常に薄い尾根状の鼻から遠く離れて位置する。鼻孔は鼻の先端に開いた2つの小さなスリット。目は互いと無関係に動かすことが可能。耳はちょうど目の背後に位置する小さな2インチ(5cm)の楕円形。口は耳から耳まで裂ける薄いスリット。ほとんど丸い頭は、身体とよく均衡がとれている。首は小さいながらも、はっきりとそれとわかる。まさに筋肉質の体躯。手の指は細く4本で、爪はない。足の指は長く3本で、その先には長く鋭い'かぎづめ'が付いている。非常に小さな尾は背骨基底部の'こぶ'のように見える。男性よりやや大柄な女性は、身長7〜8フィート(2.13〜2.44m)まで幅がある。よりコンパクトな男性は、身長7フィート〜7フィート8インチ(2.13〜2.34m)。
特筆すべき特性や能力 : 熱心な探求者および完全無欠の科学者として知られる。この天の川銀河および他の銀河内でいまだかつて未探索の領域への遠征を、いくつもリードして最大の成功をもたらしたきた。
必要な平均睡眠時間 : ヒューマノイドは約1〜2時間だけを必要とする:アンフィボイド-レプトイドは約3〜4時間を要する。
言 語 : ヒューマノイドの言語は非常に[中国語・ベトナム語のような]声調性を有し、 [アラブ語・ドイツ語のような] 咽喉音はほとんどない。アンフィボイド-レプトイドの言語は声調性を有し、かつ咽喉音質。
母艦その他の宇宙船 : プロキオンの偵察艇は、巨大な涙のしずく、あるいは巨大なカブト虫のように見える。差し渡し45〜200フィート(13.72〜61m)と大きさも幅広い。遠距離宇宙母艦は巨大な雪片あるいは巨大クラゲのいずれかのような形で、長さ100〜4,000マイル(161〜6,440km)。