メンバー名 : フォーマルハウト連合。
銀河連邦加入承認 : 中立の星系国家で、約3年前にメンバーとなる。
ロケーション : 南半球の魚座(Piscus Austrinus)の最輝星。南半球の魚座は水瓶座とツル座の間に見える。
地球からの距離 : 地球からの距離は約23光年。
生命体タイプ : 2種類のメンバーから成る。1つはプレアデスから来た反逆者グループの人類で、約25万年前に最初にフォーマルハウトを植民地化した、現在はフォーマルハウト星の第3及び第4惑星上に見られる。2つめは、オリオン座のベラトリックス星に由来するより小型のダイノイド[恐竜型]-レプトイド[爬虫類型]グループで、彼らは約20万年前、この星系の第2惑星を植民地化した。この2つの派閥は非常に破壊的な戦争を繰り返した後、約2万年前に戦争を終結させ、この連合を創設した。
肉体的な外観 : フォーマルハウトのヒューマノイドはさらに2タイプに分かれ、第1のタイプは、いわゆる「北欧人」タイプのETにきわめてよく似ている。通常はブロンドで、また目はまさにブルーかハシバミ色、あるいは鉄灰色。男性は筋肉質で、身長約6フィート(1.85m)。女性は非常に肉づきがよく、身長5フィート6インチからちょうど6フィート未満の範囲(1.68〜1.83m)。第2のタイプは濃い肌色で、ほとんど日焼けしたように見える。髪は黒、目は茶、灰色あるいは黒。第1のいわゆる「北欧人」タイプと比較して、同じような身長と外観。
この連合のダイノイド-レプトイド型の住民は、もとはオリオン座の恒星ベラトリックスから来たハイブリッド。非常に鱗状で骨ばった感じ。頭頂部は大きな骨状の'とさか'に包まれる。大きな目は赤もしくは鈍い黄色(地球の爬虫類のものに似ている)で、非常に小さな鼻のちょうど上かつ両脇に前面を向いて位置する。口は薄い唇で、頭の片側からもう一方まで裂けている。耳はないが、その痕跡だけが頭の両横のちょうど目の背後にある、非常に滑らかな3インチ(7.62cm)の円形組織として残っている。皮膚は鰐のような鱗状で、色は緑か黄色か褐色、あるいは赤。小さな骨状の'とさか'状組織が背中の中央を走り、頭頂部のより大きな'とさか'とつながっている。
二足歩行の存在。薄い手は6本の'かぎづめ'の生えた長い指を持つ。足は5本指で、その先には非常に鋭い小さな'かぎづめ'が付いている。鰐のように厚い尾は非常に小さく、足に届くまでしかない。ベラトリックス星人と同様、男性は女性より背が低く、男性の身長は8〜10フィート(2.44〜3m)まで。女性は身長8.5〜10.25フィート(2.6〜3.12m)。
特筆すべき特性や能力 : あらゆる科学活動における、その優れた能力で有名。現在、隣のアンドロメダ銀河(我々の天の川銀河からの距離約200万光年)のもとへ、最初の重要なS&E科学探査チームが派遣されているが、彼らがその人員の大部分を占める。
必要な平均睡眠時間 : 1日当たり2〜6時間。
言 語 : ヒューマノイドの言語は叙情的であるが[アラブ語・ドイツ語のような]咽喉音質:ダイノイド-レプトイドの言語はさらにより咽喉音性。
母艦その他の宇宙船 : ヒューマノイドの偵察艇はほぼ卵形で、蛇口から落ちる水滴のような形。その直径は60〜85フィート(18.3〜26m)まで。母艦は巨大な多層構造の葉巻き形に見え、差し渡し2マイルから1200マイル(3.2〜1,920km)までと幅広い。
ダイノイド-レプトイドの偵察艇は、巨大なカブト虫のような形で直径およそ100フィート(30.5m)。母艦はアメーバ状に形成され、差し渡し約8〜900マイル(13〜14,400km)まで。